阪神・淡路大震災、東日本大震災、つい最近の熊本地震…、日本各地で不定期に訪れる巨大地震に対して、被災者の方々は地震の怖さを身を持って体験されています。
しかし、それ以外の地域に住んでいる方々にとってはテレビで悲惨な光景を見てもなお、対岸の出来事としか捉えられず、地震に対する知識を身につけることや、震災への準備を怠る人が多いように思います。
それは自身で体験したことでなければ、あまり記憶に残らないからです。
そのため、いざ実際に大地震による震災に遭遇してしまった時に、以前の震災の時の教訓が活かされず、被害が拡大しているように思います。

そこで、自分の中の大地震・震災への意識・心構えを風化させないためにも、過去の震災時の映像や写真などを定期的に見て、いずれ来るであろう巨大地震への心の準備をしておくことをお薦めいたします。


下記に過去の震災の記録映像などを見ることができるサイトを紹介します。

・内閣府 防災情報のページ「災害の記録」
地震・津波、風水害、火山等の過去の災害の記録を見ることができます。

・震災防災博物館
インターネット上の仮想の博物館。
災害に対する基礎知識や過去の災害のデータベースがあります。
また東日本震災の「復興アルバム」では、被災後からの復興の様子を写真で見ることができます。

・東北地方整備局「震災伝承館」
東日本震災時の地震発生時、津波襲来時の映像を見ることができます。
映像は視聴だけでなく、ダウンロードできる他、申請すれば転載して二次利用をすることができます。

・神戸 災害と戦災資料館
阪神・淡路大震災の写真やデータの他、神戸の戦災や水害の資料があります。

・神戸大学附属図書館 震災文庫
阪神・淡路大震災時に撮影された写真・動画・音声の他、震災について発行資料、新聞やパンフレットなど、関連するあらゆる資料が確認できます。

・津波ディジタルライブラリィ
過去の津波映像やシミュレーション映像の他、津波被害対策の資料などがあります。


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今後起こりうるであろう南海トラフ地震の予兆に科学者たちが迫ります。